曹洞宗保寧山 瑠璃光寺
国宝瑠璃光寺五重塔・大改修について
五重塔は、山口を拠点にかつての西国一の力を持った守護大名、大内義弘公を弔うために1442年に建立。奈良の法隆寺五重塔、京都の醍醐持五重塔とともに日本三名塔に数えられる山口市が全国に誇る観光のランドマークであり、日本の歴史や建築を語るうえでも欠かせない存在です。
1952年の全面葺き替えから約70年、1998年部分葺き替えから25年以上が経過し、経年劣化に加えて、度重なる台風などの自然被害で屋根の痛みが進行、全面葺き替えが必要な状態です。次の世代へ、大切な国宝を守るために今回の改修工事が必要です。このため、2023年1月から改修工事を始めます。
国宝なら拝観料を改修費用や整備費等に充てることが一般的ですが、国宝瑠璃光寺五重塔は山口市が管理する香山公園中にあり、特に拝観料は頂戴していません。高さ30mを超える木造建築物の改修工事や最新の消防設備の整備を実施するために多額の費用が発生し、国・県・市から補助金を頂戴しても、多額の所有者負担金が必要です。その額は瑠璃光寺や檀家が対応できる金額をはるかに超えます。 国宝瑠璃光寺五重塔を未来へと繋げるため皆様からのご協力が必要です。
温かいご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
国宝瑠璃光寺五重塔「令和の大改修」ご寄付のお願い
国宝瑠璃光寺五重塔は、室町時代中期におけるすぐれた建築のひとつであるとともに、大内文化の最高遺構建築物で、山口の守護大名・大内義弘公を弔うために1441年に建てられ、奈良の法隆寺、京都の醍醐寺にある五重塔とともに日本三名塔に数えられております。
本五重塔の屋根は「檜皮葺き」であり、前回1998年に部分的な補修をおこないましたが、既に25年以上を経過し、経年劣化とともに台風など自然災害等で痛みも相当進んでおり、この度屋根の全層改修工事をする運びとなりました。
また旧態であった防火設備も、2022年秋より最新施設による更新整備も行ってまいりました。
高さ30メートルを超える木造建築物であり、檜皮葺きという特殊な屋根であるため改修整備には、約8億円という多大な費用を必要といたします。
国、県、市の補助があるとはいえ当寺の負担も多大でありますので、広く皆様方にご理解を賜り、格別のご支援、ご協力を切にお願い申し上げます。
合掌
保寧山 瑠璃光寺
◆建造物 明治36年4月15日国指定国宝
檜皮葺き屋根保存修理 2022年秋着手 2026年春完成予定
防災施設整備 2021年秋着手 2022年秋完成
総工事費 約8億円
ご寄付の方法
●1口 3千円(何口でもご寄付いただけます)
ご寄付の特典(ご住所、ご芳名をいただいた方)
●3千円以上ご寄付の方は、お名前を芳名録に残し、御祈願の上、五重塔内に保存いたします。
●10万円以上ご寄付の方は、お名前を特別寄付者芳名録に残し、かつ特別志納芳名単の芳名板に墨書きし境内
に掲示顕彰いたします。(※顕彰は募財期間の終了後に行わせていただきます)
ご寄付の申し込み方法
●瑠璃光寺総受付、同資料館備え付け用紙に
ご住所・ご芳名を記入して頂き、直接お納め頂けます。
●現金書留にてお納め頂けます。(「五重塔改修工事寄付金」とお書きください)
宛先 〒753-0081 山口県山口市香山町7-1 瑠璃光寺
●郵便局の振替用紙を利用してお納め頂けます。
郵便局口座(当座)01310-7-113232
山口県庁内郵便局(139店)口座名 瑠璃光寺
※払込取扱票の通信欄「五重塔改修工事寄付金」の欄に金額と口数をご記入ください。
御浄財を有効に活用させていただくため、恐れ入りますが振替手数料のご負担をお願いいたします。
山口市唯一の国宝 瑠璃光寺五重塔の檜皮葺き屋根全面改修工事にあたり、
みなさまからの温かいご支援をお待ちしております。