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曹洞宗保寧山 瑠璃光寺

 曹洞宗保寧山瑠璃光寺は山口市香山公園の心落ち着く名刹として皆様に参拝いただいております。

歴史的な本堂や貴重な仏像が安置されている当寺院では、檀信徒や参拝者の方々に曹洞宗の教えをお伝えしております。

 自己の追求の旅は容易なことばかりではありません。曹洞宗保寧山瑠璃光寺では、人生における重要な節目に皆様のお力になれるよう努めております。ぜひ当寺院にご参拝ください。

​境内のご案内

瑠璃光寺の伽藍説明

①寺号碑

明治維新100年を記念して昭和43年5月に建立された。
その表の字は曹洞宗管長第71世(総持寺独住第12代貫主)玉堂龍仙禅師92歳の絶筆。

②戒壇石(結界石)

「不許葷酒入山門」(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)の石碑。
延享元年(1744年10月)に当山25世・東溟慧暾和尚(とうめいけいとん)が建てたもの。
葷酒の「葷」とは臭気を発する野菜で「葱、にら、薤(らっきょう)、にんにく、しょうが」の類をいう。禅寺では酒は戒律で禁じられ、葷を食することも厳しく禁じられた。

④山門

参道を進むと正面に山号「保寧山」と書かれた方一間の山門がある。

⑤慈母観音像

観音さまを一心に念ずれば、その人の音声を聞き観じて三十三身観音に変化され、
大慈大悲をもって苦悩を救済されるという。

⑥五重塔石塔

平成4年(1992年)、五重塔創建550年を記念し、実物の塔の約7分の1(約4m40㎝)の五重塔石塔を建立し、3,000人以上の方から寄せられた写経を埋納し経塚としている。

⑦杓底の一残水(お手水)

こちらで手を清め、本堂へ向かいましょう。

⑩知足の手水鉢

蹲(手水鉢)の四方の字と真ん中の「口」とを結んで字を考えると
「吾唯足知(われただたるをしる)」となります。この言葉はお経の中にある言葉で、
今の自分はこれ以上我欲を求めてはいけないという意味。

⑨後生車と閻魔大王

生前の罪過を懺悔し、世の為、人の為、善行を尽くすことを約束し「後世ですから極楽浄土へお導きください」と「南無釈迦牟尼仏、南無釈迦牟尼仏、南無釈迦牟尼仏」と唱えながら後生車を回し、
閻魔大王にお願いすると一回廻す毎に罪過が浄化すると言われる。(懺悔善行)

⑧身代わり(身切)地蔵菩薩

このお地蔵様は300有余年の昔より、すべての悪い因縁、病気、縁談、不幸等に見切りをつけたいと願う人々のために身代わりとなってお救い下さる霊験あらたかなお地蔵様で、参拝者は後を絶たない

⑪佛足石

お釈迦様は今からおよそ2500年くらい昔のお方で、西暦2世紀頃お釈迦様の像(仏像)が出来てこれを拝むようになるまでは、お釈迦様のお墓である塔や足跡を形どった佛足石などが礼拝の対象であった。

⑫水掛け地蔵尊

このお地蔵様に手元の杓子で水を掛け、一心に念ずれば必ずや心願成就されると言われている。
特にガン、ボケ封じで有名。

⑬水子地蔵尊

今は亡き子が賽(さい)の河原で小石を1つ1つ積んで無心に遊んでいるところを地獄の鬼が無残にも押し崩してしまう、水子地蔵菩薩はそんな悲しき幼子を抱きかかえ救うとされている。当山では古くより多くの子を亡くした両親のお参りが多い。

⑭梆(ほう)

魚板とも魚鼓とも言い、主に食事の時を知らせるため、木槌で打ち鳴らすもので、1つには魚は日夜眼を開いているのにたとえて修行僧の怠情を戒めたものである。

⑮大念珠

心静かに念じ、ゆっくりと「八個」の数珠玉を落として自身の煩悩を取り除くと厄難が除かれて開運につながるといわれる。

⑯賓頭盧尊者

賓頭盧尊者は釈迦の弟子16羅漢の一人で、古来から我が国では「なでほとけ」の別称で善男善女の信仰を集めている。仏様の頭や五体を撫でると、あらゆる病気が治り、また、病気にかからないとして深く信仰され崇敬されている霊験あらたかな仏様である。

⑰子安観音菩薩

子安観音様には主として安産、子育て、子授けにご利益があるとされ、特に妊婦の方や女性の篤い信仰を受けている。宝永五年(1708年)に寄進されたもので300年以上もの間、安らかな微笑みを私たちに届けてくださっている。

⑱一畑薬師山口分院

眼病平癒の仏さま。出雲の一畑薬師の分院で、毎月八日の縁日には午前10時から眼病平癒のお経があがる。

⑲五重塔秘佛公開

心静かに念じ、ゆっくりと「八個」の数珠玉を落として自身の煩悩を取り除くと厄難が除かれて開運につながるといわれる。

⑳金毘羅宮

金毘羅様は、薬師如来の眷属12神将の筆頭に位置する仏様で、梵語でいう「クンピーラ」である。インドにおける鰐の化神、竜王または海王として雨乞いや海難除けに霊験あらたかな善神として信仰を集めている。

㉑梵鐘(山口市指定文化財)

この鐘は天文元年(1532年)に造られたもので、普段は回廊北側の袴腰鐘楼に釣られ鐘を撞くことはできない。年末の除夜の鐘には広く開放され、室町時代の鐘の響きを今に伝える貴重な文化財となっている。

㉒総受付

【御朱印授与所】 ※御朱印授与時間 9:00~16:30
各種御朱印を受けることができます。また、この度の五重塔改修(令和の大改修)に因んだ五重塔限定御朱印もございます。瑠璃光寺限定の御朱印帖は、資料館受付のお守り処で販売しています。

㉓五重塔資料館受付

営業時間 9:00~17:00

各種お守り、絵馬他、瑠璃光寺限定のご朱印帖を求めることができます。

※名物・瑠璃光寺せんべいもこちらで販売しています。

㉔五重塔資料館

営業時間 9:00~17:00

瑠璃光寺の寺宝を展示する他、五重塔を詳しく説明するビデオを上映。(約15分)また、今回の五重塔改修工事で檜皮を葺く作業工程をモニターを通してライブ中継で観ることができます。

入館料大人200円 中・高生100円

㉕お休み所(茶処)

営業時間 9:00~17:00

瑠璃光寺名物あま酒、冷やしあめ、ソフトクリームなど

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