主催者：宗教法人 保寧山 瑠璃光寺
現在、五重塔の改修工事の真っただ中ですが、改修工事中の当院の主催事業として、25、26日の両日、五重塔の改修工事の見学会を開催しました。事前申し込みをされた方５３６人のうち、抽選で選ばれた１８０人が参加してくださいました。
参加された方は、係員の指示に従い、各階層の工事用の足場を最上部の５層まで登ります。ところどころのポイントで文化財建造物保存技術協会（文建協）、協和建設工業株式会社、現場監督さん、棟梁さん、担当者から説明を受けました。丁度、中ほどの位置にあるポイントでは、檜皮葺屋根の檜皮を重ねる竹くぎの説明を株式会社ひわだやの佐々木さんからしていただくことができました。見学者は、実際に竹くぎを手に取ってみて、伝統の工法と建具を親しむことができたようです。
２日間に渡り、山口市文化財保護課の職員の皆さま、関係者のみなさまのご尽力もあり、見学会は無事に終わりました。見学者の方の感想は「国宝の改修工事を間近で見ることでき感無量！」とのこと。みなさん満足そうでした。
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